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カテゴリー:恋

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年代記
 武勲詩に恋の錦ははなばなし Diary の装丁いらだたし


 (いさおしにこいのにしきははなばなしだいありのそうていいらだたし)

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清きを恥じて
 迷いなく秋空を駈る雲一朶妹のまなじり耐えかねて伏す


 (まよいなくあきぞらをかるくもいちだいものまなじりたえかねてふす)

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トロピカルイッチ
ときどきバーに行きます。暑い暑い夏の夜には、ミントカクテルをよく注文します。
ラムベースのモヒートや、バーボンのミントジュレップなど。
もちろんキンキンに冷えたショートカクテルも好きですよ(^-^)


 マンゴーと昔を少しキュラソーでシェイクしたよに甘い夕暮れ

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両義性
 ハナノユメ恋の返事にくれた曲 歌詞ガワカラヌワカリタクナイ

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秒速5センチメートルの風化
明るい月夜、駅で降りて踏切を待つ間、どんどん人が込み合ってきます。暑いのに背広を着たサラリーマン、居酒屋帰りかご機嫌なおじさん。ただ前方一点を見つめる女子学生。月光が隈なく照らしています。


 踏切で5本も列車を見送れば 忘らるるやうな恋をしました

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天体観測
 あの人はもう忘れようと月面にうさぎを探す眼を皿にして

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覆水盆に返らず
友達としてたくさん楽しい思い出もあるのに、恋の一語が飛び出してしまったためにもう戻れない。この一年、そんなことの繰り返しだ。


 友なれば永からむものを 問ひし恋再び喉にしまひこみたし

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星降る宿
昔馴染みの女の子と食事に行く。出かける前に、部屋は奇麗に掃除しておく。


 諸星の眼の数多降る屋根に 豆炒る君の耳を触れ初む


 (もろほしのまなこのあまたふるやねにまめいるきみのみみをふれそむ)

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B.C.2370
あーもうなんかしんどい!仕事もプライベートも…。
アプリをいくつも立ちあげすぎて、メモリが一杯一杯な感じ。
早く帰ってビール飲みたい。というかビールもいらないから寝ころびたいです。


 大八嶋たわしで洗い尽くしたし 谷も平野も君があたりも


 (おおやしまたわしであらいつくしたしたにもへいやもきみがあたりも)

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波立ちぬ
小舟に乗って琵琶湖に漕ぎい出すと、すぐ左手には長命寺のお山、右手には安土城跡。
さらに湖面が広がりだすと、はるか対岸に比叡山や比良山も見えてきます。
青空を映す凪いだ水面、散る桜、豊饒の国。

 吾妹子と淡海を秘か櫂かけば 水面に軌跡さんざめくなり

 (わぎもことおうみをひそかかいかけばみなもにきせきさんざめくなり)

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