いずもたける日記2
20100521
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ゆうパック遅配
ポストにはポストとしての夢がありダヴィデのやうに朝霧に立つ
[0回]
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鴻毛の如き軽さ
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」、毎週録画までして観てます。登場人物みなが等身大の人間で、志を持ったり、嫉妬に駆られたり、人の死に涙したり…。幕末・維新ものがとても好きになりました。
龍馬だって人の子だもんと訳知りに評する彼の産毛幼き
(りょうまだってひとのこだもんとわけしりにひょうするかれのうぶげおさなき)
[0回]
秒速5センチメートルの風化
明るい月夜、駅で降りて踏切を待つ間、どんどん人が込み合ってきます。暑いのに背広を着たサラリーマン、居酒屋帰りかご機嫌なおじさん。ただ前方一点を見つめる女子学生。月光が隈なく照らしています。
踏切で5本も列車を見送れば 忘らるるやうな恋をしました
[4回]
天体観測
あの人はもう忘れようと月面にうさぎを探す眼を皿にして
[2回]
遍照
梅雨が深まります。世の中はすべて濡れそぼっています。万物は雨の前になべて平等です。
国道の砂漠めきたる道端の草一把にこそ慈雨は注げり
(こくどうのさばくめきたるみちばたのくさひとわにこそじうはそそげり)
[0回]
覆水盆に返らず
友達としてたくさん楽しい思い出もあるのに、恋の一語が飛び出してしまったためにもう戻れない。この一年、そんなことの繰り返しだ。
友なれば永からむものを 問ひし恋再び喉にしまひこみたし
[2回]
開闢
雨中に晴あり。しばし窓外に清風を求む。
金光の漏れ出づ雲間国生みの朝の如く勤め路を行く
(こんこうのもれいずくもまくにうみのあしたのごとくつとめじをゆく)
[0回]
雁ヶ音
かりかりと磁椀に響く雁ヶ音は 葉裏の虫の午睡胎せり
(かりかりとじわんにひびくかりがねははうらのむしのごすいたいせり)
[0回]
KARIMOKU60
ボーナス払いでソファを買いました。真っ白な合皮のロビーチェア。
スリーシーターで奥行きも十分なので、寝ころんでもストレスをまったく感じません。
あとは、となりに座ってくれる人を探すだけですね!
カリモクのましろのソファに鎮もればゆふらゆふらとものをこそ想へ
[3回]
YOKOSO! JAPAN!
盛りなる桜を伐りて顕れし椿はまろき実をむすびたり
(さかりなるさくらをきりてあらわれしつばきはまろきみをむすびたり)
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