館蔵品を中心に、国宝1点、重文7点を含む我が国の書の美術を展観。まさに大和文華館の本領発揮の展覧会です。
そして、日曜というのにいつもどおりガラガラの館内。途中からは私の靴音しかありません。
後陽成帝ほか歴代天皇の宸筆は、いずれも自由奔放、紙幅をはみ出さんばかりのものや、一部の文字だけ左右逆さにしていたり。
対して秀吉、久秀、三成ら戦国武将の書状が意外にもことこまかに書きつけがあって相手を気遣う文言があったりと発見もいろいろありました(^◇^)
ベンチにじっと腰を据えて、義経と尊氏が隣同士に並ぶ様を眺める贅沢はどうでしょう。
宸筆を腹に満たしてミュゼウムは霙の森に発熱しをり
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