シリア情勢も、ついに重大局面に立ち至ったようです。アメリカは、政権崩壊後を見据えてイスラエル等との協議を本格化しています。アサド大統領は首都ダマスカスを脱出してという憶測情報も聞こえています。
アマルティア・センの従来の研究に基づけば、アラブ諸国の相次ぐ政権転覆は、十分に予想できることなのかもしれません。センによれば、教育に基づく識字率の向上は、必然的に女性の社会参画を促し、経済発展の種を開花させる春風となり、経済の成長を阻害する政治機構の破壊に至ることとなります。
果たしてそうなのでしょうか?アラブの春は、それが原因のようにも見えるし、それが原因でないようにも見えます。まだ何とも言えません。
西の方むくりこくりと雲湧いてヲトメゴコロの立ち騒ぐ夏
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