かつて家電業界で、伝説のクレーマーがいたらしいです。その名は水戸誠。とはいっても、あくまで故障の原因を究明し、商品をよりよくすることが目的で、金品を受け取ることはなかったとのこと。カメラやトランジスタなど、商品に関する非常に高度な知識を有していて、また商品や企業に対する深い愛情を持っていたからだそです。彼のクレームが、企業の姿勢を改めさせ、これがひいてはその企業の業績アップにつながっていきました。噂では、電池の液漏れが最近めっきり減ったのも、ミトの業績だとか。
彼の葬儀には、かつてクレームを受けた各企業から、感謝状が贈られたとのことです。
欲望と慈悲と嫉妬を一身に背負い絵馬掛けは朝陽に立てり
ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる


[0回]
PR