忍者ブログ

カテゴリー:恋

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


『オズ はじまりのたたかい』セオドラがかわいそう過ぎる
 表題のとおり!
 若く美しい西の魔女セオドラは、今まで男性から贈り物をもらったことも、ダンスに誘われたことも無い純情な魔女です。女たらしで野望に満ちたマジシャン(ぺてん師)のオズに、心をいてこまされた挙句、あっけなく裏切られてしまった彼女は、嫉妬と怨念に魂を支配され、悪い魔女になり果てます。
 最後、なんの救いも無く、人々に憎まれながら、愛したオズによって国を追放されるセオドラ…。かわいそうでなりません。
 私たちは、古来敗者の心情に寄り添う文化を保持してきたはずです。今後も、その気持ちを忘れないように努めたいものです。


 家にあれば人民放送員朗々と妻称ふらむ吾と同じく

(いえにあればじんみんほうそういんろうろうとつまたたうらむわれとおなじく)


ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[1回]

PR

「花巴ひとごこち」は間違いない!


 地元で人気急上昇の清酒として一番インパクトが強いのは、美吉野酒造の「花巴」です。酒造組合に入っていないので、地元でも手に入る店は限られていますが、お酒の造りは間違いありません。
 なかでも、無ろ過生原酒の「ひとごこち」は、吟醸酒を銘打っているわけではないのですが、非常に香り高く、かつ味もしっかりしていて、幾通りもの楽しみ方ができるお酒です。




 あじさしが二つならんでちょこまかと夫婦の雑事ついばんでいる



ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[0回]


闇の野を手探り行かば梅の宿
 闇の野を手探り行かば蝋梅の香が濃いやうに君を知りにき


ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[0回]


豎子、不足謀。奪将軍天下者、必沛公也。
『十八史略』「鴻門之会」の最後です。

 豎子、謀るに足らず。将軍の天下を奪う者は、必ず沛公ならん。
(青二才は天下の大事を共に語るに足らぬ。将軍の天下を奪うものは、必ず沛公だろうよ。)



 寒いけど左手だけが暖かい。お前の右手も温まったか?


ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[5回]


大倉本家「金鼓」が良い
 香芝市の酒蔵で、なかなか良いのです。特にこの季節だけ出回る純米生原酒「金鼓」はおすすめです。
少しだけ濁って、かつ炭酸ガスが少し残っているので酸味も清々しい味わい。なおかつ、吟醸では無いものの香りが高く、吟醸香が好きな方にはばっちりお似合いですよ。


 吾妹子と二上山を眺むればどの女だったか乳房懐かし

(わぎもことふたかみやまをながむればどのひとだったかちぶさなつかし)



ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[0回]


盆梅やたわむ蕾に力こぶ
 こんなにも空は青くて先週のチョコほろ苦し四百二十円

(こんなにもそらはあおくてせんしゅうのちょこほろにがしよんひゃくにじゅうえん)



ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[0回]


今年の「鷹長」純米原酒の出来栄えは格別
最近、「風の森」で人気が急上昇の御所、油長酒造の銘酒です。今冬の葛城周辺の酒蔵は、みな良い出来栄えのようです。



 ジャムの蓋開けにくき日ぞ思い出すお前の指のいと佳きさまを



ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[5回]


ドライカウンティ!
 ジャックダニエルズのCM、ハードボイルドでいいですね。しかし蒸留所がドライカウンティ(酒類販売禁止地域)に所在していたとは知りませんでした。ドライカウンティのような、米国の先端と旧慣が併存する雰囲気、嫌いではありません。


 ホテル出たら知らぬ間に雪積もってる僕らの恋を責めているのか



ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[1回]


島耕作の元愛人
 アイリーン(英)、イレーヌ(仏)、イレーネ(独)、エイレーネー(希)…。いずれも「平和」を意味する女性の名前だそうです。


 スツールに半身を寄するエイレネの膝上ワンピ三寸の春



ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[0回]


うらじろにゆずりは結び年納め
 20年ぶりの中学の学年同窓会。60人が集まりました。それぞれが20年の人生を歩んで、つまりそれは1200年分の星霜が会場に降り積んでいるのと同じことなのでしょう。


 人づてに昔の人が子をなすと知る夜ぞ恋ひしゴッホの桜


ほかの短歌ブログも見てみる & 投票してみる
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ人気ブログランキングへ

拍手[0回]