「家庭教師のトライ」のCMが許せません。
懐かしのアルプスの少女ハイジの映像を使ってお笑い仕立てのCMに仕上げたつもりなのでしょうが…。ハイジはそのような「茶化し」の対象にふさわしい作品ではありません。オンジやハイジに勝手な吹き替えのセリフを吐かせたり、しかもそのシナリオが特に面白いわけでもないというお粗末さ…。
ハイジをリアルタイムで見てきた世代、それはまさにトライの顧客層(受験生の親世代)なのですが、その世代にとっては、自分たちの純粋な子ども時代を侮辱されたようなものです。トライは完全に企業戦略を誤りました。
ものごとにはなんでも、おふざけでやってはいけない一線があり、CM製作者は、その一線を読むことができなかったのです。プロフェッショナルとしては二流なのでしょう。
私の経済制裁対象リストが1行増えました。ことあるごとに、このCMシリーズの酷さと、トライの不誠実さを世間に流布していきたいと思います。
コンビニで茶を買う我ら茶柱の立つうまし世を失ゐにけり
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