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片山光生の中庭
 雨の降りしきる中、独り老獪な牡鹿が、中庭の芝生を食んでいます。雨粒にぬれて、ただでさえ薄汚れた彼の毛皮は、さらにぼっさぼさです。


 明け方の氷雨に芝を食む鹿の歯音きしみて胎の恋しき

(あけがたのひさめにしばをはむしかのはおときしみてはらのこいしき)


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