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北京まで1000キロを待つ青い桃
 今日のNHK短歌、好きな歌が取り上げられていました。
「トレーラーに千個の南瓜と妻を積み霧に濡れつつ野をもどりきぬ」(時田則雄)
 具体的に千個と明記することにより、農村(時田は十勝平野で農業を営んでいます)の広大な様を示し、また妻をそのかぼちゃとおなじくモノ扱いすることにより、妻もかぼちゃも等しく愛しいものであることがイメージされてきます。


 張家口の白樺並木トラックに青き桃積む農夫も一人っ子

(ちゃんちゃこうのしらかばなみきとらっくにももつむのうふもひとりっこ)


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