急激な株高と円安。どちらも歓迎されていますが、株高は良いとして、円安には一抹の不安がよぎります。直接的には、米国がなんとか「財政の崖」を回避したことによるドル高要素が原因ではありますが、円の価値が長期的に下落する前兆ではないかと危惧してしまいます。
通貨の価値が何に立脚しているかは、多くの学者が探究しているにもかかわらず、21世紀の今になってもよくわかっていません。
しかし、円貨を経済活動の基礎に置く人や企業がどれだけの純資産を持っているかということが、円の信用力維持のための大きな要素となっていることは間違いないようです。日本の国富の目減りがそろそろ見えてきた今日、ある日突然円がタタキ売られるような事態が発生しないか、とても心配です。
苫家にも等しく年は明くらむか宝船の絵浮くワンカップ 一艘の宝船の絵カップ酒に浮いて我が家に正月来る
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