晴れ渡った良い天気だったものの、風がとても強い伊吹山に登った後、醒井宿(さめがいのしゅく)に行きました。
関ヶ原駅の一つ西側、醒ヶ井駅からすぐのところにある、中山道の宿場町です。古い街並みの中央に清水が川となって流れています。ヤマトタケルが伊吹山の主の大猪の瘴気にあてられて瀕死の痛手を負ったときに、この地の湧き出る清水に癒されて正気を取り戻したと言います。
完全に澄んだ冷たい水が、岩の間からぶくぶくと溢れだしていて、珍しい「梅花藻」も小さな白い花を咲かせていました。私たちもまた、この清水を飲んで、伊吹山の山頂で疲れた体を癒しました(^◇^)
巻雲もタンタトゥリスもいつのまに霞んで溶けて春は過ぐらし

[13回]
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