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悪夢ちゃんいよいよ明日最終回
 今年の秋ドラマ、最後まで見たのは、「結婚しない」「大奥」「悪夢ちゃん」の3作品です。特に悪夢ちゃんは展開がリズム良く、また毎話1回はほろっとさせられるシーンが挿入されていて楽しめました。


 リンゲルとエレンタールと吸引機、老水兵の世界のすべて


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胡桃割るママンの背中深く割れ
 食卓の朝のママンの忠告を二つ折りしてベグルに挟め!


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気丈な貴婦人
 戯曲「気丈な貴婦人」は、殉教した細川ガラシャを題材としていて、17世紀末にイエズス会の劇場で初演され、特に神聖ローマ皇帝家に人気が高かったとか。夫細川忠興は、どうしようもない愚鈍な君主として描かれていますが、ガラシャの篤い信仰心に感化され、最後は改心するのだとそうです。


 散りぬべき花多きこと知る君の植ゆるその手の願い深しも



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TOYOMUKASHI
 辻利の豊昔(とよむかし)は、お薄用の抹茶ですが、濃厚なまろやかさで、濃茶にしてもおいしいです。


母さんの茶は熱すぎて飲めぬから、湯呑みをじっと我かき抱く



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左手の我が名はとほしつるし柿
 左手で文字を書くことを忌み嫌う人が持ちだす論理としてしばしば聞くのが、「左手で文字を書くと、書いた字をその手で擦りながら進むので紙や字が汚れる」というものです。しかし実際に試してみると、横書きの場合、書いた字の上を手で擦ることなど無いことに気がつくはずです。あれは机上の推論であって現実には起こり得ない暴論です。もしくは、一般に「賤しい」とされるペンを掌に抱き込んだ筆記法を取れば小指の付け根あたりが文字を擦ることになりますので、この暴論を持ちだす人は、ペンの持ち方がおかしいのかも知れません。

 そしてもう一つ、これこそが肝心なのですが、この論理には、主唱者達自身を貶める重大な弱点があるのです。それは、縦書きの場合、右手で文字を書くと書いた字を右手で擦ってしまうということなのです。つまり、「反左手書き論者」が持ちだしたこの論理は、左手で文字を書くことに対して全く効果的な打撃を与えないばかりか、右手で縦書きをすると、字や紙が汚れてしまうという重大な秘密を暴いてしまう恐ろしい論理なのです。

 かくいう私は、かつて左手で文字を書いていましたが、今は99%右手で書いています。左手の筆記能力は著しく低下してしまいました。


 左手で我が名を書きてまた書きてされどゆふべの我まだ遠し


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かんなめのまつり
 大母を弔う庭に差しかかるこども神輿に秋けたたまし


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墓花の種類
墓花は白色のみと定まるにダリア一輪祖母はおなごよ


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ipad来る
 実家にipadがやってきました。WI-FI+3Gだとか。起動、アプリの動作、ウェブサイトの表示、どれも早い早い!3Gでも動画でなければ問題なく動いていました。私も欲しくなっちゃった☆

 中陰の静けき庭の百日紅御詠歌済みてなほ咲き競ふ

(ちゅういんのしずけきにわのさるすべりごえいかすみてなおさききそう)


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もちづき
 9月12日は仲秋の名月でした。でも厳密には、旧暦八月十五夜の月だけでなく、旧暦九月十三夜の月もそういうらしいですね。

 名月を二日残して雲光る空へ祖母焼く烟立つらし

(めいげつをふつかのこしてくもひかるそらへそぼやくけむりたつらし)


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野分きと荼毘
 祖母が息を引き取ってから、荼毘に伏すまで、まる4日を要しました。
 私の住む町は、火葬場の建替え問題が永年紛糾していて、一体あたりの火葬時間が長い旧式の炉を使い続けていることや、市町村合併にともなって周辺地域の火葬まで集中するようになっているなど、構造的に火葬に待ち時間が発生しています。しかしそれとともに、今回の台風も大きな影響を及ぼしていると葬祭業者の方が言っていました。台風など天気が不安定になると、体が弱っている人は体調を崩しやすく、死者も増えるのだそうです。


 大母の骨を拾はばくるぶしの二つ並びて野分きは過ぎぬ


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